眼科医小野眞史の
診療方針
院長の小野眞史です。当院の基本的な診療方針です。
当院では、一つの病名に一つの治療という「型にはまった診療」ではなく、患者さんのQOL(生活の質)の向上に重点を置いて診療をしています。来院された理由(主症状)をお聞きし、それを中心に細かく、なぜそのような症状が起こったのか、考えられる病気の特徴、直接は関連しないかもしれない他の目の病気の合併、患者さん自身の目の特徴、ときに全身疾患との関連など、多くの情報を元にして診察、検討します。
またQOLの向上には患者さんご自身のお仕事、生活パターンなどを考慮した上で病気をわかりやすく説明し、納得していただき、患者様個人の生活での要望に沿うことのできるよう、当院のみならず他の専門機関とも連携し、細かくアレンジするセミオーダーメードの治療ができるように心がけています。眼科でも緊急を要する疾患、視機能を保つために方法が他にないような疾患もあるのですが、ここでは「よくある症状」をいくつか例を挙げてみます。
患者さんご自身からよく聞かれる症状
「目が疲れる」「目が乾く」「遠くも近くも見づらい」
「運転ができてパソコンが見えるようにしたい」「老眼には早いのにスマホが見づらい」
「どれもメガネが合わない」「なんか見え方がおかしい」
「コンタクトレンズとメガネの使い分けは」
「まぶしい」「目の周りがピクピクする」「目を開いていられない」
「目が腫れている」「目が痛い」「目のなんともいえない不快感」
「人間ドックで眼科に行くよう言われた」「内科などの持病がある」
「セカンドオピニオンを聞きたい」「自分の目はこれからどうなっていくのか」などなど
子供さんやご家族の目のことでよく聞かれる症状
「学校、眼鏡店、眼科で視力がちがう」
「近視はどうすればよいのか」「子供と視線が合わない」
「目が赤いが、保育園や小学校に行かれるのか」
「しょっちゅう目をこする」「乳幼児の視力は測れるのか」
「カラーコンタクトをしたい」
「相手と接するスポーツをやっていてもっとはっきり見たい」などなど
このような症状に対しては、目そのものに異常があるのか、を診察するだけでなく、目の位置の異常や特性、小児や壮年で生じやすい変化などを考慮にいれて、生活の中での良好な視力、痒くなく、痛くなく、疲れない目を、点眼、メガネ・コンタクト他いくつかの方法を生活にあった正しい使い方やアドバイスで手に入れられることをサポートできればと思っています。