
院長コラム
医師小野のまなざし
目がまぶしくてつらい、目が疲れる、肩がこるなどなど…それも眼不定愁訴?
こんにちは。小野眼科医院の院長・小野です。
当院は、飯田橋駅からすぐ、新宿区新小川町にある眼科です。神田川を渡れば、すぐそこは文京区。水道や後楽、春日通り沿いの地域からも多くの方が通院されています。
最近、「目がまぶしい」「なんとなく目を開けていられない」と訴える方が増えています。
病名がつかないけれど、確かに“つらい”。目でなく「肩がこる」なども含まれることがあります。
実はそれ、「眼不定愁訴(ふていしゅうそ)」のひとつかもしれません。
不定愁訴とは、医学的に明確な異常が見つからなくても、本人にとっては確かな不調を感じる状態のこと。まぶしさや目の開けづらさも、実はそのサインのひとつです。
▼自分の感じている症状はなかなかうまく言葉にできません
さきの「まぶしさ」原因となる病態は大きく分けても60ほどあります。朝起きたとき、寝不足、二日酔いの翌朝など、脳のはたらきが低下しているときなど、まぶしさを経験した方も多いのではないでしょうか。
▼子どもさんは、自分の症状をうまく言葉にできません。お子さんの不定愁訴には、お父さんお母さんの観察が重要です。「うちの子、目を細めてまぶしがる…」それは気づきのチャンスです
お子さんに、こんなサインはありませんか?
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朝から目が開きにくそう
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スマホを長時間、近くで見続ける
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より目になっているように見える
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瞬きが多い
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良く目をこする
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スマホを見たあと、遠くを見づらそうにしている
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首をかしげて物を見る
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見るとき顔の向きがいつも正面でない
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見え方に違和感を訴える
たとえば、近年増えている「スマホ内斜視」。
長時間のスマートフォン使用によって、目が内側に寄ったまま戻らなくなるケースがあります。
小学校時代は一度治ったのに、中学生でまた目が寄ってきて、最終的に手術に至った例もあります。さらに中学生から悩んでいて40歳すぎで診断がつき、50歳すぎに治療(手術)で悩みから開放された方もいます。
実はアレルギー性結膜炎や逆さまつげなどでも、まぶしい、目を開きにくいときなどもあり、子供さんは、大人が感じる症状とちょっと違うしぐさをしたり、言葉にすることがあります。
逆に他の身体、心の不調や負担を「目の症状」として言葉やしぐさで訴えることもあります。こういったときは診察をして心の専門の診療科に紹介することもあります。
どれも、日常の中で見逃されがちですが、子供さんを観察していると、ご家庭や学校で見つかることもしばしばです。
当院院長は、特別支援学級のある学校医も務めており、発達障害など、心の不調で目を開きにくい、視線がさだまらない、まぶしそうにするといった行動に現れるお子さんを診察することもしばしばです。
「なんか変だな」と思ったときこそ、眼科で診察してみるタイミングです。
「病気じゃないかもしれないけど、ちょっと気になる」、そんなときに、ぜひ1度お話を聞かせてください。
▼目以外の身体の不調も目が原因かも
肩こり、腰痛、頭痛、目を開いていられない、仕事に集中できない、憂鬱な気分などなど、大人もスマホ、PC等ITの発展による「テクノストレス」にさらされています。
子供さん同様、大人でも自分の不調をうまく言葉にできるとはかぎりません。特に身体の目以外の不調に目が関係していることもしばしばです。
もちろん他の診療科での診療も大切ですが、例えばPC作業にメガネが合っていないために、姿勢が悪く、肩こり、頭痛、腰痛を生じている、なんていうこともあるとお考えください。
最後に
目は、心と体をうつす“窓”です。
違和感や小さな変化を、どうか見逃さないでください。
神楽坂・飯田橋周辺だけでなく、水道・後楽・春日といった文京区エリアのご家族からも、「近くに信頼できる眼科があってよかった」と言っていただけるよう努めています。
保育園・幼稚園・小学校に通うお子さんの保護者の方も、ぜひお気軽にご相談ください。